2021年12月末より、iPhoneのサファリ(Safari)でイベントカレンダー(グーグルカレンダー)の表示が一部の方が以下のような状態となっております。
指示通りに操作しても先に進むことができず、カレンダーが見れない状況が続いています。
iOSを15.2にバージョンアップすると、ブラウザ「Safari」が、「サイト越えトラッキングを防ぐ」という仕組みをオンにしてしまう事が原因で、グーグルカレンダーの挙動がおかしくなっているようです。
技術的解説:「サイト越えトラッキングを防ぐ」というのは、クッキーがサイトを超えて情報をやり取りしないようにする設定のようです。これをオンにするとプライバシーの強化になりますが、一部のサイトでうまく動作しなくなる場合があるようです。現在デフォルトでオンになるのはSafariだけのようで、現状オフでも大きな問題にはならないとは思いますが、オフにする際はご自身の責任で行いください。
現状、グーグルカレンダー自体が対応するまでは以下の3つのどれかで対応をしてください。
対策① Safariの設定を変更する
●iPhoneの場合 ホーム画面→「設定」→「Safari」→「プライバシーとセキュリティ」→「サイト越えトラッキングを防ぐ」を無効にする。
●Macの場合 アプリケーション「Safari」→「環境設定」→「プライバシー」→「サイト越えトラッキングを防ぐ」のチェックを外す。
※オフにする際のプライバシー保護についてはご自身の責任で対応してください。2022年現在、このトラッキングを防いでいるのはappleのみのようなので、これによって大きな被害を受けるといった状況にはならないと思われます。
対策② 別のブラウザを使う
Safari以外のブラウザを使ってください。
例えば、choromeブラウザ、Operaブラウザ、Microsoft Edgeなど 対策③ 直接カレンダーのリンクに飛ぶ
この問題が起きているのは、ウェブサイト内に<iflame>タグで埋め込みをした場合に発生しています。 グーグルカレンダーのリンクに直接遷移した場合は発生しません。
イベントカレンダー下部にも、直接のリンクを張りましたのでそちらからご利用ください。
以上のような対策が必要となります。
よろしくお願い致します。